甲斐野、渡辺、辰己、伊藤…プロ注目の大学生ドラフト候補が続々と志望届提出
日体大の松本、明大の逢沢ら侍J大学代表がズラリ
10月25日に開催される2018年新人選手選択会議「プロ野球ドラフト会議 supported by リポビタンD」まで、約1か月と迫った。運命の日に向けて、高校、大学からプロを志す選手たちが続々と「プロ野球志望届」を提出。ここまで高校生が74人、大学生は42人が公示されている。
高校生では、史上初となる2度目の春夏連覇を達成した大阪桐蔭の根尾昂、藤原恭大、柿木蓮ら、ドラフト上位指名が予想される選手が、まだプロ志望届を提出していないが、大学生はすでに多数のプロ注目選手がプロを目指す意思表明をした。
最速155キロの直球を誇る日本体育大の松本航投手は、侍ジャパン大学代表でも大一番を任される右腕。力強い速球に加え、5種類の変化球を持つレパートリーの多さが魅力だ。また、同じく大学代表入りした東洋大の甲斐野央投手に加え、梅津晃大投手、上茶谷大河投手の東洋大150キロ右腕トリオもプロ志望届を提出。2017年春にリーグMVPを獲得した侍J経験者の国際武道大・伊藤将司投手、中日・鈴木翔太の実弟で静岡産大の鈴木彩隼投手らも提出した。
野手では、大学代表の常連で今春のリーグMVPに輝いた立命館大の辰己涼介外野手外野手が提出。辰己は今春のリーグ戦では打率.429と大暴れ。今年のハーレムベースボールウイークでは7試合に出場し、打率.455の成績を収めていた。同じく大学代表からは、横浜高校前監督の渡辺元智氏を祖父に持つ明治大の渡辺佳明内野手、同じく明大で4番を任される強打の逢澤崚介外野手、立正大の伊藤裕季也内野手、奈良学園大の米満凪内野手らが名を連ねた。
近年では則本昂大投手(楽天)、山崎康晃投手(DeNA)、京田陽太内野手(中日)ら大卒で即戦力となる選手も多いだけに、各選手がどこに指名されるのか。運命の日に注目が集まる。
(Full-Count編集部)