大谷翔平が21号先制弾 衝撃182キロ弾にファン唖然 延長制して6連敗阻止
9月6本目アーチで2010年の松井秀喜氏に並ぶ
エンゼルス大谷翔平投手は24日(日本時間25日)、本拠地レンジャーズ戦に「3番・DH」で先発。初回に21号先制ソロを放つなど、5打数1安打1打点で打率を.280とした。5連敗だったチームは延長11回の末、5-4でサヨナラ勝利。シーズン勝率5割に望みをつないだ。
大谷の豪快アーチが試合のトーンを決めた。0-0の初回2死走者なしの第1打席で、レンジャーズ先発右腕サンプソンが投じた初球シンカーをフルスイング。右翼手が一歩も動かず見送った打球は、スタンドに飛び込む21号先制ソロとなった。打球速度はメジャー自己最速112.9マイル(約182キロ)という130メートル弾に、地元ファンも唖然とするしかなかった。
9月6本目のホームランで2010年の松井秀喜氏(エンゼルス)の本塁打数に並んだが、3回1死一、二塁の第2打席は一直併殺、5回1死走者なしの第3打席は3球空振り三振、7回無死一塁の第4打席は二ゴロ併殺で4打数1安打。大谷が1試合に2併殺打を記録したのは、メジャー移籍後初の出来事となった。延長10回、無死一塁の第5打席はよもやサヨナラ弾の大ファウルを放ったが、フルカウントの末に中飛に倒れた。
試合は一進一退の攻防を繰り広げ、1点リードで9回を迎えたエンゼルスが同点とされ、延長戦に突入。延長11回裏にエンゼルスが代打で送ったブリセーノが左中間に5号サヨナラ弾を叩き込んで勝利。チームは連敗を5で止めた。また、残り5戦を全勝すれば、勝率5割でシーズン終了を迎える望みをつないだ。
(Full-Count編集部)