飲酒運転で事故&“逃走”の姜正浩が2年ぶりメジャー復帰 MLB公式が伝える
過去には飲酒&“逃走”で1年間を棒に振った姜正浩
左手首の手術を受け今季絶望とみられていたパイレーツの姜正浩内野手が28日(日本時間29日)から始まる敵地レッズ戦でメジャー復帰を果たすことになった。MLB公式サイトが報じている。
姜は2016年12月に韓国で飲酒運転で事故を起こし、現場から一時は“逃走”するなど批判を浴びた。過去にも飲酒運転をしていたことから、米国の就労ビザも発給されず、昨年1年を棒に振る形となった。しかし、今年になってビザが発給され、4月26日(日本時間27日)にパイレーツが復帰を発表。その後はマイナーに復帰し、試合に出場していた。
だが、7月末に左手首の痛みを訴え8月に入り手術を受け、今シーズンの復帰が絶望的となっていた。そんな中、MLB公式サイトは「最終シリーズでのレッズ戦でカンがパイレーツに復帰する」と見出しを付け、驚異的な回復を見せた姜のメジャー復帰を伝えた。
記事では過去に犯した飲酒運転とケガによりここまで約2年間、メジャーの舞台でプレーしてないことを言及し「シーズン最後の3試合にロースター入りをすることになる」とレポートしている。
また、ハンティントンGMが「シーズンも残りたった3試合だ。そして、彼のメジャー復帰に対してのハードワークに敬意を表したかった」と、これまで行ってきたリハビリなどを考慮してメジャー復帰の舞台を与えたことを伝えている。
姜は今季、4年契約の最終年を迎えており来季の契約に関しては550万ドル(約6億2千万円)の球団オプションが含まれているが、パイレーツはオプションを行使しない可能性が高いことを記事では言及している。
(Full-Count編集部)