ヤ軍スタントンも唖然、本塁打直後に左翼席から“襲撃” 「ロケットだ」
ホームランボールを拾った男性ファンがグラウンドに投げ返す
ヤンキースのジャンカルロ・スタントン外野手が29日(日本時間30日)の敵地レッドソックス戦で予想だにしない“危険球”を受けたことが話題となっている。本塁打のボールをスタンドで捕球したファンが投げ返し、スタントン本人に直撃する珍事が起こった。MLB公式サイト内の動画コーナー「CUT4」が伝えている。
5点リードの7回。スタントは左翼のグリーンモンスターを越える特大の38号ソロを放ち試合を決定づけた。問題の場面はその後に起きた。左翼席でボールを拾った男性ファンはなぜかグラウンドに向かって剛速球を投げ返してしまったのだ。
ダイヤモンドを一周していたスタントンは二塁ベースを回った直後に男性の送球が直撃。一瞬何が起きたのかわからず驚きの表情を見せたが、事情を理解すると苦笑いを浮かべ左翼方向へ合図を送った。
同サイトは「グリーンモンスターの上にいるファンがジャンカルロ・スタントンの本塁打を投げ返し、バウンドして偶然彼に当たった」と見出しを付け一連の流れを動画で公開。記事ではファンが行った行為に苦言を呈しながらも「我々はスタントンがこの送球に動じなかったと思う。何と言っても、彼はとても強いのだから」と、スタントンの強靭な肉体を称賛した。
また、同サイトのツイッターも「“投げ返すこと”が上手くいかなかった時」とコメントを添え動画を公開。
「彼と契約して」
「スタントンの反応がいいね」
「レッドソックスのブルペンより(グリーン)モンスターに良い投手がいる」
「ロケットだ」
「待って、上手くいかなかったどころか完璧に見えるけど」
「良い肩!」
「なぜ投げ返すんだろう。私だったらキープするけど」
「上手くいかなかった? むしろ今年一番の送球」
「今年見た中で最高のプレー」
「ヤンキースファンだけど、これは素晴らしい」
ファンからは批判的なコメントよりも男性が投じた送球の正確さを称えるなど称賛する声が多く挙がっていた。
(Full-Count編集部)