【高校野球】各地区の秋季大会が終了 来春選抜甲子園の出場校をいち早く予想!

選抜出場の当確校はどこ? 関東・東京には注目サウスポーがズラリ

 高校野球の秋季東京都大会決勝が9日、神宮球場で行われ、関東第一が4-3で二松学舎大付を破って優勝。これで、来春の第88回選抜高校野球(3月20日開幕)の選考資料となる各地区の秋季大会が終了した。

 各地区を制し、当確ランプを灯したチームもあり、選抜出場校の顔ぶれが見えてきた。そこで各地区の成績を踏まえ、出場予想と注目校を紹介したい。(予想は◎=当確、○=有力、△=微妙)

★北海道<1枠>

優勝 ◎札幌第一
準V △北海道栄

 1枠しかないため、優勝チーム・札幌第一の初出場が当確だ。札幌が所在地とはいえ、雪が多く、伝統的に北海道の選抜出場校は練習環境に恵まれず不利とされる。今春の大会で準優勝した東海大四のような躍進を再び見せられるか。

★東北<2枠>

優勝 ◎青森山田(青森)
準V ◎八戸学院光星(青森)
4強 △盛岡大付(岩手)
4強 △一関学院(岩手)

 決勝進出した青森勢の上位2校にすんなり決まるだろう。青森山田は兜森崇朗監督が就任2か月で東北大会初制覇に導いた。その手腕でひと冬でさらにチームをレベルアップさせるか、見ものになる。

★関東<4枠>東京<1枠>+関東・東京<1枠>

▽関東
優勝 ◎木更津総合(千葉)
準V ◎常総学院(茨城)
4強 ◎東海大甲府(山梨)
4強 ◎桐生第一(群馬)
8強 △花咲徳栄(埼玉)
8強 △霞ヶ浦(茨城)
8強 △日本航空(山梨)
8強 △浦和学院(埼玉)

 ▽東京
優勝 ◎関東第一
準V ○二松学舎大付

 関東4強進出校と東京優勝校は順当だ。残り1枠の「関東+東京」は例年、関東8強校と東京準V校との争いとなる。今年でいえば、関東Vの木更津総合に準々決勝で1-2で惜敗した花咲徳栄と東京準Vの二松学舎大付だが、昨年も同様に東京準Vで選ばれている二松学舎大付がやや優位か。

 関東・東京では、木更津総合・早川隆久、常総学院・鈴木昭汰、二松学舎大付の大江竜聖と140キロ超えの直球を投げるプロ注目の2年生サウスポーがズラリ。いずれも甲子園のマウンドを経験しており、投高打低になると言われる選抜でも上位を狙えそうだ。

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