元西武の敵将も脱帽の大会タイ18K、巨人ドラ1桜井俊貴は何がスゴイ?
“怪物超え”奪三振ショーに敵将・大塚監督「えっ、18? そんなにやられたんだ……」
歴戦の元レオ戦士ですらもお手上げの“怪物超え”奪三振ショーだった。
第46回明治神宮野球大会が13日に開幕し、巨人にドラフト1位指名された立命館大・桜井俊貴投手(4年)が、東北福祉大戦で大会タイ記録となる18三振を奪取。東北の名門大学をわずか3安打で完封し、77年の「怪物」法大・江川卓(元巨人)の17奪三振を抜き、97年の法大・矢野英二(元横浜)の大会レコードに18年ぶりに並んだ。
最速150キロの直球は144キロ止まりながら、持ち味でもある正確無比なコントロールで三振の山を築いた。5者連続を含む18Kのうち17個は空振り。その快投に、誰より驚いたのは敵将の大塚光二監督だった。
「三振は14? (報道陣から大会タイ記録の18と聞かされ)18? 大会タイ記録? 名前を残したね……。えっ、18? 18? そんなにやられたんだ……。18?」