第2戦先発の田中将大はRソックスの「3人に苦戦」 NY紙はスプリットが鍵と指摘
初戦を落とし、負ければ王手をかけられる一戦での登板
■Rソックス – ヤンキース(日本時間7日・ボストン)
ヤンキースの命運は、田中将大投手のスプリットの切れにかかっている。ニューヨークの地元紙「ニューズデー」が、ア・リーグ地区シリーズ第2戦、レッドソックス-ヤンキースの展望記事を掲載した。
同記事は、「第2戦で重要なのは、恐らくあるひとつのことである。タナカのスプリットである」とこの試合のポイントを挙げた。「スプリットがえげつなければ、彼は良い投球をする。スプリットが良くなければ、打球はグリーンモンスターを越え、アーロン・ブーン(監督)はマウンドに向かい、早い降板となるだろう」と報じた。
言うまでもなく、スプリットは田中の生命線。思い出すのは、2連敗で迎えた昨年のディビジョンシリーズ第3戦、インディアンスを1-0で破った一戦だ。ヤンキースが1点を先制した後の4回、1死三塁の大ピンチでラミレス、ブルースという相手の主軸を連続三振に斬って捨てた。ここからシリーズの流れが変わり、ヤンキースは3連勝と逆転でリーグ優勝決定戦へコマを進めた。