肌で感じたMLB 独立Lの選手がパドレスの高知トライアウトで得た財産とは
NPB経験者5人に加え、8名の独立Lプレーヤーもパドレス強化部にアピール
MLBパドレスが22日に高知市内でトライアウトを開催した。A・J・プレラーGM、ジョシュ・ステインGM補佐、エーシー興梠環太平洋オペレーションアドバイザー、ローガン・ホワイトGM付シニアアドバイザー(SA)など、パドレスの強化部トップが勢揃いして行われた異例の“テスト”には13人が参加し、球団幹部に実力をアピールした。
トライアウトには、NPB経験者5人のほか、地元・四国アイランドリーグplus所属の選手を含む、8人の独立リーグプレーヤーも参加した。
地元から世界最高峰の舞台へ飛躍できるかもしれないという、まさに千載一遇のチャンスで懸命のプレーを見せた選手たち。果たして、異例となったこのトライアウトに、どのような想いで参加したのか。トライアウト終了後、加藤次郎内野手(香川オリーブガイナーズ)と、平良成投手(高知ファイティングドッグス)に、話を聞いた。
加藤「四国で開催されるということもあり、アイランドリーグからも選手が参加することになり、香川の代表として監督から推薦されて参加しました」
平良「参加する事が決まったのが、トライアウトの直前だったので、それまではオフシーズンとして体のケアをして過ごしていました。そこから調整をして今日に挑んだので、もう少しシーズンに近ければという思いもありましたが、こういうチャンスなので結果はどうであれ、経験を積むという意味でも良いかと思い、参加しました」