松田に米移籍の可能性が浮上…V3狙うホークス、“ポスト松田”はどの選手?
松田移籍なら補強かそれとも…、後継者候補となる選手たち
各球団が着々と来季への編成を進める中、身動きが取りづらくなっているのが、2年連続日本一に輝いたソフトバンクである。11月3日に主砲・李大浩がフリーエージェントとなり、米メジャーリーグ挑戦の希望を表明した。
さらに、選手会長を務め、チームのムードメーカーでもある松田宣浩も11月9日、海外FA権を行使し、メジャー挑戦の意向を表明した。3位に終わった「プレミア12」終了後の同23日には、米MLBパドレスのA・J・プレラーGM、ローガン・ホワイトGM付きシニアアドバイザーらと福岡市内で面談していたことが報じられた。
メジャーリーグの今季のウインターミーティングは、来月7日から10日まで予定されている。ここで、メジャー球団からのオファーが来るかどうかも含め、2人の去就の方向性が見えてくるだろう。ともに、ソフトバンク残留の可能性が残されているため、球団としても補強に動きづらいところ。メジャー移籍が成立した場合、特に松田のホットコーナーの穴を埋める後継者は誰になるか。
球団内では、外国人の三塁手を補強するプランもあるが、ソフトバンクの選手層ならば、既存の選手でも穴を埋められるのでは、との声も上がる。
今季の主力級であれば、本多雄一、明石健司、川島慶三、高田知季の4人は、内野ならどこでもこなせる万能さを持つ。二塁手、遊撃手が出来るだけに、三塁手も問題なくこなせるだろう。吉村裕基も一塁手、三塁手でプレーが可能だ。