伊藤智仁氏の伝説「高速スライダー」をVRで再現 古田敦也氏も監修で完成
VR上への復元が実現、古田氏も実際に体験し監修
株式会社R.E WORKSは23日、提携アスリートである伊藤智仁氏(元ヤクルトスワローズ投手)の代名詞とも言える「高速スライダー」をNTTデータの映像技術によってVR(バーチャルリアリティ)として再現し、「VR 伊藤智仁 伝説の高速スライダー」としてイベント等で活用していくと発表した。最初のお披露目は11月3日に六本木ヒルズアリーナで開催される「TOKYO MEET UP SPORTS 2018」で、体験ブース(10~18時、無料)を出展するという。
伊藤氏の高速スライダーは、ルーキーイヤーの1993年の驚異的な成績(防御率0.91)とともに野球ファンの中で「伝説」として語り継がれている。今回、現存するテレビ中継映像等を解析し、高速スライダーのスピードや変化度合いを数値化することでVR上に復元。実際の高速スライダーを捕手として受けた古田敦也氏がVRを体験し、監修することで再現性を高めたという。
今後は伊藤氏以外の名投手の投球再現も視野にいれて展開していく予定。野球ファンにとっては貴重な“体験”となりそうだ。
(Full-Count編集部)