MLB選抜はハワイで調整中 日米野球へ指揮官「ふさわしいプレーを」
GG賞受賞のモリーナ「ここにいられてうれしい」
11月8日幕を開ける「2018日米野球」を先駆けに、MLBオールスターチームがハワイで調整を行っている。その様子をMLB公式サイトが伝えている。
MLBオールスターチームは時差調整も兼ね、米国本土と日本の中間に位置するハワイで3日(日本時間4日)から調整を行っている。ホノルルにあるハワイ大学マノアキャンパスでの練習には、今季3年ぶり9度目のゴールドグラブ賞を受賞した現役最高捕手のヤディアー・モリーナ捕手ら、JT・リアルミュート捕手(マーリンズ)、ミッチ・ハニガー外野手(マリナーズ)、フアン・ソト外野手(ナショナルズ)、ロナルド・アクーニャJr.外野手(ブレーブス)らも参加。暖かい気候の中、ひとしきり汗を流したという。
記事によれば、モリーナはチームメイトでハワイ出身のコルテン・ウォン内野手に連絡を取り、ハワイ情報をゲット。「海が好きだから、チャレンジしたら面白いスポーツも教えてくれたんだ」「初めて来たけど、プエルトリコのような天気。いい場所だし、ここにいられてうれしい」と滞在を満喫しているようだ。2020年終了後には契約満了となり、同時に現役を引退する意向を表明しており、「現時点ではイエス」と気持ちに変わりはないようだが、「2年あれば状況は変わるかもしれない」と含みを持たせた。
指揮を執るのは、マーリンズのドン・マッティングリー監督だ。休暇でたびたびハワイを訪れた経験を持つという指揮官は「おそらく世界の中で最も好きな場所の1つ」と、こちらも存分に楽しんでいる様子。だが、本番は8日から始まる日米野球であることも忘れていない。
「選手たちには、ここを後にする際には健康な状態でいてもらいたいし、ここで充実した時間を過ごしてもらいたい。そして、日本に着いたら全力でプレーして、メジャーリーグの代表にふさしいプレーをしてもらいたい」
MLBオールスターチームは6日にも来日する予定だ。