オリックス西勇輝がFA権行使を決断、争奪戦へ 「自分の評価を知りたい」
7日に正式に申請手続きを行い発表される
オリックスの西勇輝投手が国内フリーエージェント(FA)権を行使する決意を固めた。7日に正式に申請書類を球団に提出する。
西は今季、自身初の開幕投手を務めるなど2年ぶりの2桁勝利となる10勝(13敗)をマーク。通算では209試合に登板し74勝65敗、防御率3.30と安定した成績を残し、2014年から16年まで3年連続、通算5度の2桁勝利を挙げるなどオリックスの先発ローテを長年守り続けた。
球団はシーズン後に1度、残留交渉を行い、複数年契約を提示するなど思いを伝えた。自身を育ててくれた愛着ある球団だが熟考の末「プロ野球選手としての自分の評価を知りたい」との思いからFA権を行使することを決めた。
パ・リーグを代表するエース格のFA権行使により阪神、ソフトバンク、中日、DeNAなど争奪戦になることは間違いない。2008年にドラフト3位で入団しプロ10年間をオリックスで過ごした右腕がどのような決断を下すのか注目が集まる。
(Full-Count編集部)