近年のタイトル獲得に見る助っ人の躍進 燕5年連続、阪神最多、ゼロは…
各球団助っ人のここ5年のタイトル獲得数、阪神が最多9個
各球団の助っ人が続々と決まっている。13日にはロッテがドミニカ出身のヤマイコ・ナバーロ内野手の入団を発表。巨人もエクトル・メンドーサ投手との再契約を発表した。
今季、突き抜けた活躍を見せる外国人選手は出てくるのか。近年の助っ人の個人タイトルホルダーを振り返ると、ヤクルトの躍進が際立つ。バレンティン(ヤクルト)が2011年から3年連続で本塁打王に輝くなど、ここ5年で5つのタイトルを獲得。またバーネットが2012年と2015年にセーブ王となっており、12球団で唯一ここ5年連続で助っ人が個人タイトルを獲得している。
過去5年の助っ人のタイトル数で見ると、計7個のヤクルトを上回るのが阪神だ。マートンが最多安打2回に首位打者1回、ゴメスが打点王1回、メッセンジャーが最多勝1回、最多奪三振2回、呉昇桓がセーブ王2回で計9個のタイトルを得ている。
一方、セ・リーグでここ5年助っ人が一つもタイトルを獲得していなのが中日だ。2013年にエクトル・ルナ内野手が.350の高打率をマークしたものの、負傷の影響で規定打席に到達しなかった。2009年にブランコが本塁打と打点の2冠、チェンが最優秀防御率を獲得して以来、助っ人による個人タイトルは出ていない。