巨人新助っ人、成功への”共通項” 今年のギャレットとクルーズはどうなる?
ギャレット成功の鍵はクルーズが握る?
キャンプインに備えて、各球団の新外国人らが来日し、キャンプ地へそれぞれ飛び立った。アメリカでキャリアのある選手、マイナーリーガーながらもポテンシャルの高い選手、国内移籍組などなど、活躍が楽しみな選手が多い。
V奪回を目指す巨人はパイレーツ、ヤンキースでプレーしたギャレット・ジョーンズ外野手とロッテからルイス・クルーズ内野手を新たに獲得。新助っ人の攻守に渡る活躍がなければ、セ・リーグの戦いは厳しくなるだろう。
成功するか、しないかはフタを開けてみなければわからない。ただ、最近の傾向を見ると、来日1年目のシーズンで活躍した巨人の新外国人たちには、共通点があった。アメリカで同じチームでプレーした経験があることだ。
今回、加入したギャレットは、ドラフト14巡目でブレーブスに入団。昨年はヤンキースでプレーしていたが、主に09~13年に所属したパイレーツでメジャーの打席に立った。本拠地PNCパークの場外にも運び、パワーを見せつけるなど、在籍した5年間はすべて2ケタ本塁打の活躍を見せていた。
そして、そのパイレーツでは09年にクルーズと一緒にプレーをしている。マイナー時代もともに過ごすなど苦楽をともにした。元チームメートで仲が良く、再び日本で同じユニホームを着て戦えることを喜んでいる。