「大谷はさらに良くなる」元ロッテ監督バレンタイン氏が太鼓判 米で語る
「MLBネットワーク」のトークショーに出演したバレンタイン氏
今季、ベーブ・ルース以来となる二刀流で米国に旋風を巻き起こし、ア・リーグ新人王に輝いたエンゼルスの大谷翔平投手。右肘のトミー・ジョン手術のリハビリ中の二刀流右腕は21日に日本に帰国し、22日には都内で帰国会見を行い、手術を受けた右肘が順調に回復していることを明らかにした。
投手としての復帰は2020年となり、来季は打者専念となる大谷。開幕後の復帰が見込まれる中、元ロッテの監督で、レンジャーズやメッツ、レッドソックスで16シーズンにわたってメジャーで監督を務めた名将ボビー・バレンタイン氏が大谷のさらなる活躍に太鼓判を押した。
同氏はMLB公式テレビ局「MLBネットワーク」のトークショー「High Heat」に出演。日本人選手について、様々なトークを展開すると、司会者からの大谷の質問に答えた。
「オオタニは登板できませんが、打つことはできるでしょう。オオタニについての考えを聞かせてください」と問われたバレンタイン氏は「大谷は来年、さらに良くなって戻ってくる。彼は困惑を乗り越えた。とてつもない才能を持っているんだ」と大谷の能力に太鼓判を押した。
さらに復帰が2020年となる投手についても「肘が治れば、投球ももっと良くなると思う。もっと速い球が投げられるかは分からない。100マイルを投げるからね」と言及。投打ともに、さらなるスケールアップが可能だと語っていた。
(Full-Count編集部)