こだわりの野球用品をデータとともに提供 「超野球専門店CV」の独創性
関東最大級の品揃え。徹底された“野球感”
日本の若年層の野球の競技人口減少は顕著だ。その影響は、野球界にとどまらず、それを支える道具メーカーや販売店にも及ぶ。この“野球危機”の中、野球にこだわるのが、日本ハムファイターズ2軍施設もある鎌ヶ谷に店を構える「超野球専門店CV」だ。2周年を迎え、勢いが止まらない「超野球専門店CV」を訪ねた。
「絶対にグラブは1個1個並べるんです。作り手の魂が宿っていますから」
代表取締役の中村俊也氏は、案内しながら語る。グラブ、バット、スパイクはもちろん、ユニフォームからケースもあり、手入れ品からサプリメントまで、内野ダイヤモンドより少し小さいくらいの店内を目一杯に埋め尽くす。圧倒的な“野球感”に包まれ、気持ちが高まる。
驚くことに、俊也氏は野球の経験がない“野球好き”だ。しかし、息子であり、店長(専務取締役)の中村勇太氏含め従業員6名は全員高校野球経験者。それが採用条件の1つである。