ハムドラ1吉田輝星、元18番の斎藤佑樹と対面「オーラがすごいなと」
ファンにユニホーム姿をお披露目「札幌Dは天井が高いし、広い」
日本ハムにドラフト1位で入団した吉田輝星投手(金足農)が24日、札幌ドームで行われたファンフェスティバルに参加した。3万4222人のファンに、初めて背番号「18」のユニホーム姿を披露し「初心を忘れず全力でやっていきたいと思っています。応援よろしくお願いします」と初々しくあいさつした。
背番号18の先輩ともあいさつを交わした。06年夏の甲子園で優勝した斎藤佑樹投手から「よろしく」と声を掛けられ「プロ野球選手って、オーラがすごいなと思いました」と圧倒された。実際にプロの世界で活躍する先輩たちを間近で見て感じたことは体格の差。「体の大きさが一番違うかな」と印象を語った。
自らが札幌ドームのマウンドに上がるイメージも膨らませた。「(甲子園と比べて)ドームの方が奥深いというか天井が高いし、広い。見たことがないくらい広かったのでいい経験になります。試合をやる時はもっと満員になると思いますし、応援してくださる方がこんなにいるんだなと思いました」と本拠地の光景を目に焼き付けた。
ファンの前に登場し、チームメートと対面してプロ野球選手になったことを実感した一日。実直な17歳右腕は「ファンの方々に喜んでいただける選手にできるだけ早くなって、1軍で活躍したいです」と改めて力を込め、北海道を後にした。
(石川加奈子 / Kanako Ishikawa)