日ハム大谷、打者初実戦は無安打も手応えあり 投手でも「悩んでませんよ」
紅白戦で2打数無安打1三振も「バットを振れてよかった」
日本ハムの大谷翔平投手が6日(日本時間7日)、米アリゾナキャンプで行われた紅白戦に「1番・指名打者」でスタメン出場。メジャー複数球団が視察に訪れる中で打者として今季初実戦に臨んだが、2打数無安打、1三振に終わった。
初回先頭の第1打席では右腕・高梨の外角低めへのフォークに空振り三振。3回1死一、三塁では2ボールから右腕・屋宜の直球を打って出たが、二ゴロ併殺打に倒れた。
メジャー通算1713安打をマークしたパドレスのマーク・ロレッタ氏(ベースボールオペレーション特別補佐)から「あれほどのパワー、スイングスピードを兼ね備えている選手は珍しい。練習では松井秀喜と同じパワー」と評された大谷の打撃。今季中の打撃復活を目指して臨んだ今季初実戦で、確かな手応えをつかんだ。
――初回の第1打席では2ボール2ストライクから2球続けてきた高梨のフォークに空振り三振。
「初めての打席だったので、球を見られて良かったと思います。最後の最後で、すごくいい球が来たなと思います。真っすぐが良かったんじゃないかなと思います」
――球の見え方はどうだったか。
「悪くはなかったと思います。最初の最初なので、まずはバットを振れたのは良かった。第2打席(二ゴロ併殺打)も打ち損じましたけど、タイミング的には悪くなかった。見逃し方も特に問題なかったです」