センバツ決勝カードに隠れたプロ登竜門…14年継続の“記録”は今年も続く?
ここまで14年連続でプロ入り、センバツ決勝バッテリーに続く“記録”
第88回のセンバツ高校野球が3月20日に甲子園球場で開幕する。今年もドラフト候補が目白押し。投手だけで見ても大阪桐蔭の150キロ左腕・高山優希投手、東邦(愛知)・藤嶋健人投手、敦賀気比(福井)・山崎颯一郎投手、常総学院(茨城)・鈴木昭汰投手ら注目選手が揃う。捕手でも秀岳館(熊本)の九鬼隆平選手など、楽しみな逸材が多い。
センバツは投高打低と言われ、投手力がものをいうチームが強い。好投手が出てくるのもセンバツの一つの楽しみだ。ここ最近では決勝戦に出場したバッテリーの中からプロに進む選手も多い。ここで紹介してみたい。
○2015年優勝・敦賀気比(福井)、準V・東海大四(北海道)
敦賀気比のエースで主軸の平沼翔太。見事優勝投手になり、日本ハムに入団した。プロでも投打ともに注目が集まる。
○2014年優勝・龍谷大平安(京都)、準V・履正社(大阪)
2年生ながら、エースとして活躍したのが、龍谷大平安の高橋奎二投手。足を高く上げるフォームから左のライアンとして話題を呼び、ヤクルトへ入団。
○2013年優勝・浦和学院(埼玉)、準V・済美(愛媛)
済美のエースは楽天に入団した安楽智大。全5試合に先発登板し、この大会での投球数は772球。海を越えて「投げすぎ」と報道されるなど話題となった。
○2012年優勝・大阪桐蔭、準V・光星学院(青森)
大阪桐蔭の優勝バッテリーは藤浪晋太郎と森友哉。1学年違いの2人は今、それぞれ阪神、西武で活躍。光星の捕手、田村龍弘選手はロッテへ進んだ。