日ハム栗山監督、米キャンプ「意義あった」 開幕投手は「僕も気にしてる」
日本ハム、米キャンプの収穫は? 栗山監督「ベースボールに感謝」
日本ハムの栗山英樹監督が米アリゾナ州ピオリアで行われた春季キャンプを総括した。
パドレスのスプリング・トレーニング施設を使った29年ぶりの海外キャンプ。キャンプイン前日は「練習場を貸してもらっています、と頭に下げに来たわけではない。ファイターズの野球を世界に知ってもらう。世界一の球団を目指す」とナインへ訴えてきた。
キャンプ序盤では元日本ハムのA・グリーン監督やメジャー通算601セーブを挙げたトレバー・ホフマン氏らパドレス関係者が練習参加。終盤には日米通算201勝を挙げ、パドレスのアドバイザーに就任した野茂英雄氏や、マリナーズ・岩隈久志、ドジャース・前田健太両投手の訪問もあった。
4年ぶりのリーグ優勝に燃える指揮官。アリゾナキャンプで得た手応え、今季の開幕投手などについて語った。
――15日間のアリゾナキャンプを打ち上げた。
「すべてが良かったということはないけど、ある程度、最低限こうなって欲しいというとこまでは来れた。ほとんどの選手が思いっきりゲームをやるんだというところまで来た。いい時間を、素晴らしい時間を過ごさせてもらいました」
――チームとして29年ぶりの海外キャンプだった。
「さっきも円陣、締めを終わってこっちの関係者の皆さんにきっちりとあいさつ、お礼を言ってくれてましたけど、続けていくとどうしても当たり前になってしまう。こうやって好きな野球を思い切りやらしてもらうことができる。周りの環境や人だったりする。そのことを少し感じてくれた、と思ったので、この海外キャンプは意義があった、と思います」