Aロッドとジーターは「互いに嫌っていた」? 前マ軍社長が買収劇の裏側告白
ジーターが買収したマーリンズにAロッドも関心「オーナーになりたがっていた」
ヤンキースのレジェンドとして語り継がれるデレク・ジーター氏とアレックス・ロドリゲス氏。2000年代のヤンキースを支えてきた偉大なプレーヤーであった2人だが、引退後にちょっとした“争い”があったようだ。
米テレビ局「ESPN」の番組「Dan Le Batard Show」に元マーリンズの元社長であるデビッド・サムソン氏が出演。その中で、ジーター氏らのグループがマイアミ・マーリンズを買収した際に、ロドリゲス氏も買収に関心を示していたと“告白”した。
米ヤフースポーツも、このサムソン氏の話をもとに記事を掲載。「デビッド・サムソンは元ヤンキースのスターであるアレックス・ロドリゲスがマーリンズ買収に興味を示していたと語った」としている。
記事によると、サムソン氏は番組内で「Aロッドはオーナーになりたがっていた。そしてジーターも。彼らがオーナーになりたがっていたという事実に強い関心を抱いている。彼らはお互いに嫌っていたからね」と言及。
さらに、「だから私はジーター陣営には『Aロッドはこのチームを買収しようとしている』、そして、Aロッドには『デレク・ジーターは球団を所有しようとしてる。値を100万ドルせり上げた方が良い。さもなければ、ジーターがこのチームを得ることになる』という事を言っていた」と、買収価格の引き上げに使っていたという、交渉の舞台裏まで明かした。
ヤンキースの、そしてMLBのレジェンド2人の、まさかの“争い”。ロドリゲス氏はこれまでにもマーリンズ買収への関心を否定してきているが、果たして。このサムスン氏の告白が、今後の遺恨とならないことを祈るしかない。
(Full-Count編集部)