SB柳田激白「まだまだ下手クソ」 トリプルスリーも「もっと」「もっと」
目標掲げた「40本塁打、40盗塁」、「適当に言ったわけではない」
「トリプルスリー」を達成し、メディアから引っ張りだこのシーズンオフを終え、グアムでの自主トレを経てキャンプイン。右肘手術明けのためB組でのスタートとなったが、相変わらず柳田悠岐外野手のフルスイングはキャンプ地を訪れたファンを魅了していた。
トリプルスリーという目標は、2014年オフに球団が企画した「公約Tシャツ」で掲げた。
「ずっと目指していたんで、公約何にする?って聞かれたときに、もうそれしかないと思って」
しかし、打率.363、本塁打34本、盗塁32で見事トリプルスリーを達成。誰もが「ギータは有言実行の男だ」と思ったはずだ。
「いやいや、そんなことないですよ。甲子園出る言うて全然出れんかったし、大学の時も優勝するって言ってたのに無理やった」
そんな背景もあり、壮大すぎる公約をクリアできると思えたことは、一度もなかった。メディアは夏頃から「トリプルスリー射程圏内」と報じていたが、それを見た本人は「そんな甘いもんじゃない」と毎日ため息をついていた。