エンゼルスがオールスター右腕ケーヒル獲得 総額11億円超の1年契約
メジャーデビューを果たした2009年から4年連続2桁勝利
エンゼルスは20日(21日)、来季の新戦力としてアスレチックスからフリーエージェントとなっていたトレバー・ケーヒルを獲得すると発表した。30歳のケーヒルはメジャー通算80勝をあげた右腕。米最大の移籍情報サイト「トレード・ルーモアズ」によると、単年契約の年俸900万ドル(約10億円)にプラスし、最大で150万ドル(約1億6000万円)の出来高が付き、総額1050万ドル(約11億6000万円)の契約となる。
2009年にアスレチックスでメジャーデビューを果たすと、いきなり2桁勝利となる10勝をマーク。翌2010年にオールスターにも選出され、18勝8敗、防御率2.97の好成績を残した。ダイヤモンドバックスへ移籍した2012年まで4年連続2桁勝利をマークしている。
2014年以降は成績を落とし、ブルージェイズ、ブレーブス、カブス、パドレス、ロイヤルズと渡り歩き、今季はアスレチックスに復帰。21試合に登板し7勝4敗、防御率3.76と復調の兆しを見せている。エンゼルスは大谷翔平投手が右肘のトミー・ジョン手術を受け、来季は打者専念となるなど、投手陣は補強ポイントとなっており、ケーヒルはその穴を埋める存在として期待される。
(Full-Count編集部)