八百長加担で永久追放処分の韓国人右腕が再出発 「メキシコでチャンスを掴む」

八百長に加担し永久追放処分を受けた韓国人投手がメキシコで再出発
八百長に加担し永久追放処分を受けた韓国人投手がメキシコで再出発

2011年に八百長に加担しKBOから永久追放処分を受けた朴顯俊

 2011年に八百長に加担し永久追放処分を受けた朴顯俊(パク・ヒョンジュン)投手がメキシコで再出発することを韓国メディアが伝えている。

 朴顯俊は2009年にSKワイバーンズに入団。11年にはLGツインズに移籍し13勝10敗、防御率4.18の成績を残した。だが、12年3月に八百長に関与していたとして韓国野球界から永久追放処分を受けていた。

 韓国メディア「Korea Joongang Daily」は「追放された投手がメキシコでチャンスを掴む」と見出しを付け、朴顯俊が2019年はメキシカンリーグのモンテレイ・サルタンズでプレーすることを伝えている。

 記事では朴顯俊が永久追放処分を受けてからは2015年に「ドミニカのウィンターリーグでロースター入りを目指したという報道が流れた」とし、トライアウトを受けたがロースター入りを果たすことはできなかったという。KBO(韓国野球委員会)はMLB、NPB、CPBL(中華職業棒球大聯盟)と協定を結んでいるため、世界中の主要な野球リーグでプレーできなかった。

 2016年には営業マンとして野球界から姿を消したが、再びユニホームを着てプレーすることが可能になり「パクのキャリアは幕を閉じたわけではないようである。彼はメキシカンリーグのモンテレイ・サルタンズで2019年を迎えることになると、メキシコのニュースが月曜日に報じた」とレポート。大きな過ちを犯した右腕は新天地でマウンドに上がることになりそうだ。

(Full-Count編集部)

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