2023年、大谷は二刀流卒業&トラウトはフィリーズ入り!? 米メディア大胆予想

エンゼルス・大谷翔平【写真:Getty Images】
エンゼルス・大谷翔平【写真:Getty Images】

5年前のWARトップ10には岩隈久志がランクイン

 新年を迎え、2019年シーズンを占う特集記事がここかしこに登場している。だが、米スポーツ専門局「CBSスポーツ」公式サイトでは、さらに先をいく5年後を占う特集を掲載した。「5年後にMLBトップ50に入るのは誰?」と題した特集で、堂々のNO1に輝いたのはエンゼルスのマイク・トラウト外野手。そして日本人で唯一ランクインしたのは、28位のエンゼルス大谷翔平投手だった。

 5年後の2023年には一体誰が米球界随一の存在となっているのだろうか。記事では「5年でどれほどの変化がある? たくさんだ」としながらも、大胆に5年後の未来を占っている。そして、堂々の1位に輝いたのはトラウトだった。マイク・アクシサ記者は自身のツイッターで「5年後の球界最高選手は誰? トラウト? その他の選手?」というアンケートを実施。4000票を超える投票のうち65%の人がトラウトを選んだ。寸評では「トラウトは2012年のデビュー以来、球界最高の選手であり続けている」と絶賛。2023年になっても31歳の若さであることも選出の一因になったようだ。だが、ここで興味深い予想が1つ。寸評では、2023年にトラウトが所属する球団として「フィリーズ」をピック。「2年後に訪れるFA時に故郷近くでプレーする機会を逃せなかった」と説明している。

 そして、大谷は28位にランクイン。「2023年にショウヘイ・オオタニは投手か野手のどちらかに専念しているだろう。もう二刀流ではない」と断言。さらに、右肘靱帯を損傷した既往歴があるため、怪我のリスクが高くなりすぎるため「野手に専念することに賭ける」とした。ファンとしては1日も長く二刀流を見続けたいところだろうが、寸評では野手に専念しても「5年後の球界でトップ50に入る選手。そして見ていて楽しい数少ない選手の1人」と高く評価した。

 参考として添えられた2013年のWARメジャートップ10では、1位に燦然とトラウトが輝いているが、カーショー(ドジャース)、カブレラ(タイガース)らに続き、8位には今季巨人入りした岩隈久志投手が堂々のランクインを果たしていた。

 大谷は野手に専念しているのか。トラウトはフィリーズに移籍しているのか。頭の片隅に記憶しておくと面白いかもしれない。

(Full-Count編集部)

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