8回まで0-0
第88回選抜高校野球大会は23日、大会4日目を迎え、第2試合は南陽工(山口)が市和歌山(和歌山)に6-0と勝利し、初戦を突破した。
8回まで0-0と両校一歩も譲らない展開。均衡を破ったのは南陽工だった。
9回表、2つの死球で無死一、二塁とすると、8番・重冨の送りバントを相手投手の赤羽が三塁へ悪送球。これで先制すると、2死二、三塁の場面で笹部が3ラン。さらに近間のタイムリーも飛び出し、一気に6点を奪った。
打者一巡の猛攻を見せた南陽工はその裏をエース重冨が無失点で抑えて勝利。重冨は4安打完封の好投を見せた。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count