創志学園“松坂2世”高田が1失点完投 東海大甲府を逆転で破り甲子園初勝利
5回に4点奪い逆転
第88回選抜高校野球大会は24日、大会5日目を迎え、第1試合は創志学園(岡山)が東海大甲府(山梨)を5-1で破り、初戦を突破した。「松坂2世」の異名を取るエース右腕・高田が9回1失点と好投。打線も5回に相手先発・松葉を攻略し、逆転勝利を収めた。創志学園は甲子園初勝利となった。
先制したのは東海大甲府。2回2死三塁から7番・亀田の適時打で1点を奪う。それでも創志学園のエース右腕は崩れなかった。走者を出すものの、要所を締める投球で追加点を与えない。
打線もその力投に応える。0-1で迎えた5回に4本のヒットを集中させ、4得点。一気に逆転に成功すると、8回には4番・高井が2打席連続のタイムリーを放ち、1点を追加した。
最速150キロを誇る高田はこの日、140キロ台ながらテンポのいい投球で9回7安打6奪三振で1失点。昨夏の甲子園マウンドを経験した東海大甲府の松葉、菊地両投手に投げ勝った。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count