川崎宗則、“奇跡”の開幕メジャーも ライバルの調整不足で「ドアが開く」!?
バエズがDLで開幕を迎える可能性が浮上、川崎に“チャンス”が訪れる?
カブスとマイナー契約を結び、メジャーキャンプに招待選手として参加している川崎宗則内野手の“奇跡”の開幕ロースター入りへ、追い風が吹いている。内外野をこなせるハビエル・バエスが左手親指の捻挫の影響で調整不足となり、川崎に“チャンス”が訪れる可能性が浮上。ESPNが「ハビアー・バエスがDL(故障者リスト)で開幕を迎える可能性」と報じている。
バエスは16日のロイヤルズとのオープン戦で一塁にヘッドスライディングを仕掛けた際、左手親指を負傷。本人は回復を主張しているが、ジョー・マドン監督とクラブ幹部は28日にバエスの開幕時の処遇について緊急ミーティングを持ったと記事では伝えている。
「我々はまだ待ちの状況だ。ハビー(バエス)についてより明確にすることが重要事項だ。キャッチボールはできた。だが、十分に打席に立っていない。外野でのプレー機会も十分ではない」
名将・マドン監督は23歳の有望株についてこう語ったという。
28日にキャッチボールを再開させたバエスは昨季28試合に出場し、打率2割8分9厘、1本塁打、4打点。三塁手のカイル・ヘンドリックス、遊撃手のアディンソン・ラッセル、捕手ながら外野も守るカイル・シュワーバー、外野手のホルヘ・ソレアとともにリーグ屈指の「若手五人衆」と大きな期待を集めている逸材だ。