前中日ディロン・ジーが現役引退を表明 「チャンスをくれたドラゴンズに感謝」
自身のインスタグラムで引退を表明「次に進むタイミング」
昨季、中日に在籍したディロン・ジー投手が、現役引退を決断したことが分かった。28日(日本時間29日)に自身のインスタグラムを更新し「この素晴らしい球界に感謝しています。私は持てる力全てを出しました。そして今、次に進む(引退する)タイミングを迎えています」と惜別のメッセージを記した。
これまでにプレーしたメッツ、ロイヤルズ、レンジャーズ、ツインズ、そして中日時代の登板時の写真も添えたジーのインスタグラムでは「これまでの間ずっと私を支えてくれた全ての人たちに感謝しています。私がこの夢を追うために、あらゆるチャンスを与えてくれた両親に感謝しています。私の妻には、この感謝の思いを言葉では表すことはできません。君は常に僕のNO1のファンでいてくれました」と、家族への感謝の思いを綴ったジー。
さらには、これまでに所属した全ての球団への感謝も記し、もちろん中日に対しての感謝も。「私にチャンスを与えてくれたメッツ、ロイヤルズ、レンジャーズ、ツインズ、そして中日ドラゴンズに感謝しています」とした。
2010年にメッツでメジャーデビューを果たしたジーは、翌2011年に13勝をマークして2桁勝利を記録。さらに2013年にも12勝をマークし、2度目の2桁勝利をマークした。その後、ロイヤルズ、レンジャーズ、ツインズと渡り歩いたものの、成績は低迷した。
昨季、中日が補強の目玉として獲得したものの、4月下旬に右手の血行障害を訴えて離脱。手術のため、米国に帰国していた。中日では、4試合に登板して0勝3敗、防御率4.00に終わっていた。
(Full-Count編集部)