大谷翔平、2・13キャンプインも開幕アウト エプラーGM明言「出場できない」
右肘手術から順調回復もエプラーGMは慎重「開幕までにはアクティブにすることはできない」
昨年10月初旬に右肘内側側副靱帯再建術(トミー・ジョン手術)を受けたエンゼルス・大谷翔平投手が3月28日(日本時間29日)のアスレチックスとの開幕戦を欠場する見込みとなった。1月31日(同2月1日)にビリー・エプラーGMが報道陣の電話会見に応じ、1月下旬に米ロサンゼルスの病院で診察を受けた大谷の患部が順調に回復していることを報告。バッテリー組のスプリングトレーニングが始まる13日(同14日)から米アリゾナ州テンピの球団施設でリハビリするが、「開幕までにはアクティブ(出場できる状態)にすることはできない」と明かした。
大谷は3月28日のアスレチックスとの開幕戦出場を目標にリハビリしてきた。エプラーGMは大谷が開幕戦が出場できるかとの問いに、「我々にとってはっきりしていることは、怪我からの回復に関するタイムラインとして、開幕までにはアクティブ(出場できる状態)にすることはできないということ。それ以降に関しては、私は今答えることはできない」と言及を避け、引き続き慎重にリハビリを進める方針を示した。今後の復帰までの具体的なプランについても「ステップ1に達したら、次はステップ2、ステップ3と続くように、彼が辿っている復帰への道は色々な段階を要するものだからだ」と話すにとどめた。
また、地元紙「オレンジカウンティ・レジスター」が「オオタニがトミージョン手術からのリハビリで、次の段階に進む許可を得た」と、2月中旬にもバットスイングを再開する見通しを伝えた。同GMは具体的な時期については言及しなかったが、記事では他の選手を参考に「3週間以内」と指摘。大谷が打者一本となるシーズンへ徐々に歩みを進めている。
(Full-Count編集部)