ホークス、一発攻勢で“憂さ晴らし” 工藤監督「続けていってほしい」
今季初の2桁得点&バンデンハークは来日無傷の11連勝
0.5ゲーム差で迎えた5位と6位の決戦は、ソフトバンクが13-1で勝利し、最下位転落を逃れた。
9日のオリックス戦(鹿児島)。試合前に大きな噴煙を上げた桜島に刺激を受けたのか、ソフトバンク打線が“大噴火”。3回に1点を先制されるも、その裏に福田秀平の1号ソロで追いつき、4回には高谷裕亮の1号3ランで勝ち越しに成功。さらに松田宣浩が2試合連続弾となる2号3ランを放つなど、今季初の2桁得点で大勝。大敗した7日の憂さを晴らすかのような攻撃で、鹿児島のファンを魅了した。
投げては先発のバンデンハークが7回1失点で2勝目。これで来日以来、無傷の11連勝。ポストシーズンを含めると13連勝となった。
以下は、工藤監督、選手の試合後のコメント。
「打ってくれたし、バンデンハークがよく投げてくれた。打線のつながりも良くなってきたし、こうやって長打、タイムリーを打って点を取ってということが相手ピッチャーへのプレッシャーになるので、これを続けていってほしい。
1イニングだけでなく、4点、3点、3点と点が取れたのはみんなの自信にもなるし、いろいろなピッチャーに対処できているということ。(同点弾の福田は)初球を見逃さずに打っていったことは評価できる。ボールを見極めていくだけでなく、積極的に打って塁に出るというのも1番打者の役割だと思う。あと2つ(の負け越しを)、なるべく早く返していきたい」