楽天ドラ3茂木、初対戦の大谷撃ちで700勝導くも…「本当に末恐ろしい投手」
4回の好機で決勝打、梨田監督は「いとも簡単に打ったように見えた」と絶賛
楽天のルーキー・茂木栄五郎内野手が10日、日本ハム・大谷撃ちでチームを通算700勝に導いた。
4回1死三塁。初球のフォークを捉えた打球がセンター前に鮮やかに抜けていった。この試合で唯一、走者が三塁にいた場面で茂木がタイムリー。結局、これが決勝点になった。
「1打席目で結果が出たというのは大きなことだったと思います。1打席目でヒットが出ていたので、そのいいイメージを持ちながら打席に入れました」
2回の第1打席で148キロの直球をセンター前にはじき返していた。大谷とは初対戦だが、「いいピッチャーだなということは頭に入っていたんですけど、意識し過ぎずに」打席に入ったという茂木。梨田監督は「茂木もいい働きをしてくれましたよね。なんだか、茂木からすれば(大谷が)そんなにいいピッチャーには見えないくらい、いとも簡単に打ったように見えました」と絶賛した。