西武、昨季苦しんだブルペン陣の思い 選手会長・増田、3年目平井にインタビュー
平井は投手陣で最初にフリー打撃に登板「いろいろ課題も見つかりました」
西武の春季キャンプは5日から第2クールに入った。投手陣では多くの投手がブルペンに入り、熱のこもった投球を見せている。中でも昨年苦しんだブルペン陣は今、どのような思いで日々の練習を行っているのか? 選手会長の増田投手と3年目を迎える平井投手が「文化放送ライオンズエクスプレス」に出演。今の思いを語った。
――第2クールに入りましたが体の状態はいかがですか?
増田「体の張りとか疲れはありますけど、順調に来ていると思います」
平井「僕も投げる方もちゃんとやれてるんですごく順調だと思います」
――増田投手はブルペンでかなり力強い投げ込みがありました。どのあたりを意識していましたか?
増田「僕自身、基本線がストレートなので、それをしっかり投げられるようにキャンプ中はやってますね」
――小野投手コーチと話し合う場面もありましたが何か言葉は?
増田「投げにいく時にちょっと……体自体が上を向いて投げにいくので、それをもうちょっと平行にしたらいいんじゃないかというアドバイスをもらってやっていましたね。(それによって)ちょっと上体が上に向いて投げることでボールを離す位置も高くなって早くなるので、もう少し平行にいけばもうちょっと前で離せるというのをアドバイスしてもらいました」
――平井投手は投手陣で最初にフリー打撃に登板しました。
平井「いろいろ課題も見つかりましたし、早い段階で打者に投げたいと思っていたのでそこは良かったと思います。打者が立つと力で投げてしまうところがありましたし、細かいコントロールが乱れていたので、そこはしっかりブルペンで調整できたらと思っています」
――投げた後にマスクを被っていた森捕手とかなり会話がありましたけれども、どんな言葉がありましたか?
平井「いや、まぁ特にその……球の軌道であったり、捕ってる人しかわからない感覚というものを聞きました」
――増田投手は昨年に引き続いて選手会長、平井投手は今季から会長補佐です。増田投手、会長職は慣れましたか?
増田「え~ 1年経ったですけど……まだ慣れないです」
――リーグ優勝のビールかけの音頭もとりました
増田「誰もが経験できることではないので、それは良かったと思います」
――平井投手は会長補佐として、どんな形で増田投手を支えますか?
平井「もうすべて! 増田さんのバックアップを、増田さんの右腕になれるように。今からでも、仕事していきます!」
増田「(ぼそっと)……何にもしてくれないです。まあ言いやすいので会長補佐にしたっていうのもあるんですどね」
平井「(増田投手から)やってくれるか? と言っていただいたので『もちろんです!』と即答させていただきました」