イチロー初スタメン&初長打も…監督は起用法に苦悩?「確かなプランない」
メッツ戦で二塁打を放ち、3000安打に残り63本としたイチロー
マーリンズのイチロー外野手が13日(日本時間14日)の敵地メッツ戦で今季初のスタメン出場を果たし、4回に二塁打をマークした。この日は4打数1安打でメジャー通算2937本。3000安打まで残り63本とした。試合は1-2でマーリンズが敗れた。試合後、球団公式サイトは金字塔に迫るベテランについて「イチローはマーリンズの才能豊かな外野陣に割って入るのは厳しい」との見出しで特集記事を掲載。今季から就任したドン・マッティングリー監督の“苦悩”をレポートしている。
イチローは今季7試合目で初のスタメン出場となり、「2番・センター」で起用された。初回1死の第1打席はレフトフライに倒れたが、4回先頭の第2打席ではバーレットの低めのナックルカーブをうまく捉えて、右中間を破る二塁打をマーク。6回先頭の第3打席はファーストゴロ、8回先頭の第4打席はレフトフライだった。
前日12日の初安打でバリー・ボンズ(現マーリンズ打撃コーチ)を抜いて歴代単独33位に浮上し、この日は今季初の長打。ここまで代打で3試合、スタメンで1試合に出場し、7打数2安打、打率.286となっている。
だが、現地でも3000安打への過程が大きな注目を浴びる一方、首脳陣はその起用法に難しさを感じているようだ。