注目高まる前田健太 スライダーは「破壊的」、契約は「FA最大のバーゲン」
防御率はリーグトップ、「破壊的なスライダーは被打率.133」
ドジャースの前田健太投手が、メジャー1年目とは思えない堂々たるピッチングを見せている。23日(日本時間24日)の敵地ロッキーズ戦では、日米通算100勝となる今季3勝目をマーク。今季4試合に登板し、3勝無敗、リーグトップの防御率0.36という衝撃的な活躍を見せている。米メディアは、決め球のスライダーを「破壊的」と絶賛。さらに、今季、FAで契約したメジャー投手の中で「最大のバーゲン」と評価している。
話題の日本人右腕について特集を組んだのは、米テレビ局「CBSスポーツ」のコーナー「CDWスポーツデスク」。まずは、ジョナ・ケリー記者が「ナショナルリーグのこれまでの防御率トップはドジャースのケンタ・マエダです」と語り、前田の様々なデータを紹介した上で、決め球であるスライダーの威力について、こう紹介した。
「前田の破壊的なスライダーは被打率.133に(打者を)抑えているのです」
キレのある直球と圧倒的な制球力に加え、チェンジアップ、カーブ、スライダーと計4種類の球種のレベルの高さが前田の武器とこれまで米国内で報じられていたが、中でも決め球への評価は極めて高い。