日ハム大谷、開幕38日目の初勝利に「長く感じた」
序盤苦しむも3回以降立て直し“志願”の完投
日本ハムの大谷翔平投手が1日のロッテ戦(QVCマリン)で6度目の先発。打線の大量援護を受け、4安打4失点の9回完投で初勝利を飾った。
序盤は決め球・フォークのコントロールが安定せず、5点リードの2回には打者8人の猛攻で4安打4失点した。一時1点差まで迫られたが、3回以降はスライダーで立て直し、4回以降はパーフェクト。今季最多138球の力投で、初の2桁10奪三振もマークした。
チームは9-4で勝利し、連敗を2で止めた。ヒーローインタビューで、「長い間待たせました。ここから連勝したいと思います」と巻き返しを誓った右腕は、この日の苦しい投球や勝てなかった日々の思いを打ち明けた。
――“6度目の正直”で初勝利をつかんだ。
「うれしいですけど、やっぱり1勝する難しさをあった。今日みたいに僕が悪くても点を取ってもらって勝てる時もある。やっぱり試合を作ることが大事だと思います」
――開幕38日目で初勝利。勝ちがつかなかった間は、どのように感じるか。
「5試合でしたけど、僕的には長く感じました。難しいなと思いました。それでも、粘って投げられたのはボチボチ良かったかなと思います」