マリナーズ93勝右腕がG坂本を絶賛「とても、とっても完成された打者だ」
リークは5回1死で坂本に左中間ソロを被弾「球を見るにつれて修正」
巨人の坂本勇人内野手が17日、「2019 MGM MLB開幕戦 プレシーズンゲーム」のマリナーズ戦(東京ドーム)で「2番・遊撃」でスタメン出場。5回1死で技巧派右腕、マイク・リークからソロ本塁打を放つなど、5打数3安打3打点と大活躍した。豪快ソロを浴びたメジャー通算93勝右腕は坂本について「とても完成されたバッターだ」と脱帽した。
1点ビハインドの5回1死。リークは坂本を2ストライクと追い込んだが、甘く入った変化球を痛打された。レフトスタンド中段へ飛び込む豪快なソロアーチ。試合後、坂本への一投について質問を受けた右腕は「彼はとても、とっても完成された打者だ」と絶賛した。
リークは初回1死こそイチローの好守備で坂本を右飛に抑えたが、3回1死二塁では一時同点打を献上した。5回6安打3失点で勝敗のつかなかったメジャー10年目の右腕が感銘を受けたのは坂本の修正力と打撃技術だった。「ボールを見るにつれて、彼は修正に成功した。(バッティングは)フィールド全体をうまく使うね。自分のチェンジアップでかわしきれなかった。甘くなってしまったよ」と振り返った。
坂本は3点を追う9回2死三塁で5番手エリアスから右翼線適時二塁打を放った。リークは「(巨人は)戦いをやめない。プレーを諦めることがない。戦う姿勢というものが素晴らしかった。投手の集中力も感じた。東京ドームの雰囲気は最高だ。トロントに似ているね」。ブルージェイズの本拠地ロジャース・センターにも似た空気感という東京ドームで、リークは坂本と巨人の実力を認めていた。
(Full-Count編集部)