ハム・レアード看板直撃弾の副賞が話題に 米では雄牛直撃でステーキも!?
米でも話題となった「ビール1年分」、“~直撃弾”の珍副賞は?
5月10日、北海道日本ハムファイターズのブランドン・レアード選手が東京ドームでのオリックス・バファローズ戦で左中間スタンド上に位置する「キリン一番絞り」の看板に直撃するホームランを放った。東京ドームでは看板を当てた選手には、賞金100万円と副賞が与えられる。
その副賞「ビール1年分」が大きな話題となり、米国へもそのニュースは広がった。日本ではシリーズや試合単位でもスポンサーが付くことが多いため、こういった副賞は珍しいことではない。だが米国ではさほど珍しかったのか、今回「ビール1年分」の副賞が瞬く間に話題になった。
だが米国でもビール1年分に負けない特有な副賞は存在する。
タンパベイ・レイズ傘下トリプルAのダーラム・ブルズの本拠地「ダーラム・ブルズ・アスレチック・パーク」には、レフトに位置する9.75メートルの「ブルー・モンスター」と呼ばれているフェンスの上に雄牛(ブル)型の看板が見下ろしている。この雄牛は1988年の映画「ブル・ダーラム」で使用されたものをモデルにしている。
球場の名物ともなっているこの雄牛型の看板は、選手がホームランを放った際に鼻から煙が出て、目が赤く点灯し、尻尾を揺らす動きをする。
この雄牛型の看板をよく見てみると、「Hit Bull win Steak(雄牛を当ててステーキを勝ち取ろう)」と綴られている。さらには芝生の部分には、「Hit Grass win Salad(芝生を当ててサラダを勝ち取ろう)」とも書かれている。