桜井→戸根→田原→大江 巨人が無失点救援 13得点打線の裏で投手陣安定

9回に5番手で登板した巨人・大江竜聖【画像:(C)PLM】
9回に5番手で登板した巨人・大江竜聖【画像:(C)PLM】

先発のルーキー高橋も6回途中2失点 ピンチ招いて降板も2番手桜井が0封

■巨人 13-2 西武(オープン戦・21日・メットライフ)

 巨人は21日、西武とのオープン戦(メットライフ)を行い、13-2で大勝した。主砲・岡本が2回にセンターバックスクリーンへ2号ソロ、5回には坂本が3号3ラン、6回に陽が2号2ランを放ち、西武・多和田を打ち崩すと、9回には重信にも1号3ランが飛び出し、16安打13得点と打ちまくった。

 大量得点の陰で、投手陣がしっかりとゲームを作った。先発のドラ1左腕の高橋が6回途中4安打2失点と粘りの投球。6回は2つの四球で2死一、二塁とピンチを招き、降板したが、2番手の桜井が外崎を二ゴロに抑えた。

 高橋の後を受けた桜井も走者を出すが、1回1/3を投げ、無失点。昨秋のキャンプから実戦でアピールを続けている。3番手の左腕・戸根も力のあるピッチングで打者2人を封じた。4番手の田原も無失点と開幕が近づき、シーズンさながらの細かい継投で西武打線を封じていった。

 最終回は高卒3年目左腕の大江。オープン戦では走者すら許さない安定したピッチングを続けていたが、9回に栗山に二塁打を浴びた。木村にも中前安打を浴び1死二、三塁のピンチとなったが、慌てることなく、後続を断った。

 巨人はこの日、登板はなかったが吉川光や中川らも存在感を示している。クックが日本の野球に慣れ、安定感が出てくれば、期待の持てるブルペンが形成されそうだ。

【動画】巨人が若手5投手の継投で昨季パ王者を2失点に抑える 21日のオープン戦・西武対巨人のハイライト

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