Kロッドが史上6人目400セーブ達成 本人も予想外「夢にも思わなかった」
シーズン最多セーブ記録を保持する守護神が金字塔に到達
今季からタイガース守護神となったフランシスコ・ロドリゲス投手が24日(日本時間25にち)、本拠地でのフィリーズ戦で今季メジャー14セーブ目をマークし、通算400セーブに到達した。これは、マリアーノ・リベラ(652)、トレバー・ホフマン(601)、リー・スミス(478)、ジョン・フランコ(424)、ビリー・ワグナー(422)に次ぐメジャー史上6人目の快挙。メジャー15年目のベテランは「夢にも思わなかった」と偉業達成を喜んだと、ESPN電子版が伝えている。
2002年に弱冠20歳でデビューしたKロッドは、2000年代前半の常勝軍団エンゼルスの看板投手となった。2005年からは4シーズン連続で40セーブ以上を記録。2008年にはメジャーシーズン最多の62セーブを記録した。その後、メッツ、ブルワーズと移ったが、昨オフにタイガースへトレード移籍していた。
デビュー当時は、まさか400セーブという数字を達成するとは思っていなかったという。
「アメリカに来た当初は、大きな夢を抱えた少年に過ぎなかった。だから、400セーブなんて考えたことすらなかった。はっきり言えるのは、自分はこれまで記録のためにプレーしたことはないということ。野球が好きだから投げ続けているんだ。血管の中にも、熱い野球への愛が流れている。正直なところ、自分が上手にできる唯一のことが野球なんだ。記録なんて関係ないんだよ」
守護神はそうキャリアを振り返ったという。