筑陽学園が初の8強入り!初戦24安打24得点の山梨学院を下す
西、菅井、西舘の継投で投手戦を制す
第91回選抜高校野球は29日、兵庫・西宮市の阪神甲子園球場で大会7日目が行われ、第3試合では選抜初出場の筑陽学園(福岡)が山梨学院(山梨)に3-2で競り勝ち、ベスト8に進出した。
昨秋の九州大会を制した筑陽学園は初回、2死一塁から4番・江原の左翼への適時二塁打で先制すると、同点の7回2死二、三塁から中村の左前適時打で勝ち越した。8回1死一、三塁では福岡の左前適時打で3点目。投げては西、菅井、西舘の得意の継投で逃げ切った。初戦では福知山成美(京都)に3ー2で競り勝ち、春夏通じて甲子園初勝利を挙げたばかり。創部59年目でうれしい春2勝となった。
山梨学院は1回戦の札幌第一戦で大会タイ記録となる先発全員24安打、24得点で記録的大勝したが、この日は筑陽学園の継投リレーに苦しんだ。高校通算40本塁打を誇る強打者の野村は初回に同点の適時打を放つなど5打数3安打1打点と奮闘したが、あと1点届かなかった。
(Full-Count編集部)