日ハム中田、トップタイ45打点も…「成績とかしょうもない。勝つことだけ」
最近5戦10打点と好調も…「何度も言うように、気にするのは周りだけ」
日本ハムの中田翔内野手が、シーズン45打点で西武・メヒアに並びリーグトップに立っている。ただ、本人は打撃成績について「しょうもない」と興味なし。主砲としてチームを勝利に導く活躍を誓っている。
交流戦突入前から好調の中田は、1日のヤクルト戦(札幌ドーム)で先制9号3ランを放った。初回1死一、二塁。1ボール1ストライクからの外角シンカーが外れ、次は「内角に来る」と読んでいた。4球目の内角カットボールを狙い打ち。左翼ポールの左へ切れそうな打球を本塁付近から心配げに見つめたが、左翼スタンドへ吸い込まれた。
5月27日の楽天戦(札幌ドーム)から5戦4発。5戦10打点と荒稼ぎし、リーグトップタイの45打点としている。ただ、この試合の後には個人成績にとらわれずにシーズンを戦い抜く覚悟を明かした。
「何度も言うように、気にするのは周りだけ。僕は試合に集中して、自分が出来ることをやっていきたい。本塁打どうこうは関係なく、自分のスイングを出来ているかが一番。成績とか、しょうもないことを気にしても仕方ない。試合に勝つことだけを考えて。それだけを考えてやりたい」