オリ山崎福、好救援で642日ぶり白星「テンポよくピッチングできた」
4回から4イニング無安打無失点 西村監督「流れを止めてくれた」
■オリックス 10-3 西武(13日・メットライフ)
オリックス・山崎福也投手が13日の西武戦(メットライフ)で4回から2番手で登板し、4回無安打無失点と完璧な救援で2年ぶりの白星を手にした。
昨シーズンは自己最少の7試合のみの登板にとどまり、0勝1敗とふがいないシーズンを送った。先発の東明が3回4四球3失点と精彩を欠き、4回からマウンドに上がると、強力西武打線を3者凡退に抑えリズムに乗った。今シーズンは試合前まで4試合に登板し、6イニングを防御率0.00と相手打線を完璧に抑え込んできた山崎福は「テンポよくピッチングできた」と7回まで4イニングを無失点で乱打戦になりかけた試合を立て直し、チームの大勝を呼び込んだ。
2017年の7月10日の日本ハム戦(京セラ)で自身初の完封勝利を挙げたのを最後に、白星から遠ざかっていた。山崎福は「意識していなかったけど、たまたま勝ちがきてよかった」と胸をなでおろした。西村監督も「福也が4回をゼロで抑えてくれたのは大きかった。流れをしっかり止めてくれた」とその働きを評価していた。
(安藤かなみ / Kanami Ando)