ロッテ投手陣が打撃練習 “超豪華版”で吉井コーチら打撃投手も…「すまん!」

ロッテ投手陣が25日全体練習の前に打撃練習とバント練習を行った【写真:岩国誠】
ロッテ投手陣が25日全体練習の前に打撃練習とバント練習を行った【写真:岩国誠】

交流戦開幕は1か月以上先も…井口監督「バントはしっかりとね」

 ロッテ投手陣が25日、全体練習の前に打撃練習とバント練習を行い、この日の予告先発となっている二木を除く1軍全投手が参加した。

 打撃練習は、吉井コーチと川越コーチが打撃投手を務める“超豪華版”。ストライクゾーンにボールが行かない時には、吉井コーチから「すまん!」と声が飛んだり、本塁打性の打球が飛んだ時に順番待ちで見ている他の投手陣からの歓声が上がるなど、終始なごやかな雰囲気で行われた。

 登板を終えた川越コーチは、流れる汗をぬぐいながら「交流戦を見据えて少しずつね。いきなりやったら怪我をしてしまうので」と、セ・リーグのように、試合での打席がないことを考慮した早めの準備であると語った。

 この練習を見守った井口監督は「バッティングはいいですけど、バントはしっかりとね」と、犠打をしっかり決められるよう準備することを望んでいた。

 交流戦の開幕は6月4日と、1か月以上先となるが「(この時期に始めたのは)投手コーチの判断です。(ホームゲームが)1週間空いてしまうので、今日やったという感じです」と、次回ホームゲームの5月4日・日本ハム戦まで遠征となることを考慮してのことだと明かした。

 終始なごやかな打撃練習。最後は西野の鋭いスイングでバットが真っ二つに割れたところで「バッティング終了でーす!」と、タイムアップ。目的を持った練習だったが、各選手のなごやかな表情から、気分転換の効果もあったようだ。

(岩国誠 / Makoto Iwakuni)

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