5本中4本が逆方向…ヤンキース傘下3A加藤豪将の豪快HR集にファン「何か掴んだ」
ヤンキースのファームシステムが動画公開、ファンは「逆方向に飛ばすパワーはないと思っていた」
ヤンキース傘下3Aスクラントンの加藤豪将内野手が、今季13試合で5本塁打とメジャー昇格へ猛アピールを続けている。ヤンキース下部組織公式ツイッターもその活躍ぶりに注目。5本塁打全てのダイジェスト動画を公開すると、ファンからは「かっ飛ばしていた……」とそのパワーに対して驚きの声が上がっている。
23日(日本時間24日)のツインズ傘下3Aロチェスター戦では、初回の2死走者なしの場面でレフトへのソロ弾を放った加藤。ヤンキースのファームシステム公式ツイッターは「ゴウスケ・カトウ内野手は2019年チーム最多タイとなる5本塁打を記録した。彼は(2Aの)トレントン・サンダーでの2018年シーズン全体の自身が放った本塁打数に並んだ。これがカトウの初のAAA。24歳は2013年MLBドラフトで高校から2巡目で選出された」とレポート。チームトップタイの本塁打数になったことを特筆している。
さらに、ここまでの全5本塁打の動画を公開。1本目は右中間、2本目は左中間、3本目は左中間、4本目は左翼、そして、5本目も左翼に打ち込んでいる加藤。5本中、実に4本が逆方向への一発となっている。この映像を見たヤンキースファンからは、コメント欄に期待の声が寄せられている。
「昨夜ロチェスターで彼のホームランを見たけれど……ボールがかっ飛ばされていたね……」
「(マイナーで)長くプレーしているので、まだ24歳だというのが信じられない。13年のプロ1年目は素晴らしかった。しかし、そこから足踏み状態になっていた。3Aで最高のスタートを切ったのが見られて最高なんだ」
「カトウは何か掴んだのだろう」
「逆方向に飛ばすパワーはないと思っていたよ。1年目からプロスペクトとしてのランクもそこまで高くなかった。彼の中で何かが掴めたことを期待する」
12打点はチーム2位、OPS(出塁率+長打率)も1.049と好成績を維持する加藤。内野の全ポジションをこなすユーティリティープレーヤーとしての価値も高く、メジャー昇格に着実に近づいている。
(Full-Count編集部)