奇跡の“ハーフスイング二塁打”に現役メジャーリーガーも興奮「オレにも必要だ」
ハーフスイングの弱い打球が一塁側へ→シフトでガラ空き→相手の投内連係ミス→二塁打
■ロイヤルズ 9-4 エンゼルス(日本時間28日・カンザスシティ)
奇跡の二塁打だ。ロイヤルズのホルヘ・ソレア外野手が27日(日本時間28日)の本拠地エンゼルス戦で、ハーフスイングで打った打球が二塁打となる珍事が起きた。
3点リードの3回無死一塁。バリアの変化球にハーフスイングで当たったソレアの打球は一塁方向へ。エ軍内野陣は二、三塁間に内野手3人を置くシフトで一、二塁間は“ガラ空き”。投手・バリアと一塁・ボーアのまずい連係ミスもあり、弱い打球のままコロコロと転がっていった。
右翼・カルフーンが慌てて打球を処理したが、打者走者のソレアは快足を飛ばして二塁打に。MLB公式インスタグラムがこの珍しい二塁打の一部始終をアップすると、ファンからはさまざまな意見が寄せられた。
「(昨季から62打席連続無安打と苦しんだオリオールズの)クリス・デービスもこういった打撃を試すべきだ」
「ナイス、ボーア」
「一塁手はなにをやっているんだ」
「今シーズン、ロイヤルズに起きた最高の出来事」
「予定通り」
「自分もそれができたらなぁ」
レイズのトミー・ファム外野手からも「オレにもそれが必要だ」とコメントした”力いらず”の二塁打。こんなラッキーな一打なら、どんなメジャーリーガーも欲するに違いない。