元広島ジャクソン、4年ぶりメジャー復帰登板に感慨 「待った甲斐があった」
30日のロッキーズ戦で4年ぶりのメジャー登板を果たした元広島のジャクソン
■ブルワーズ 5-1 ロッキーズ(日本時間30日・ミルウォーキー)
昨季まで広島でプレーしたジェイ・ジャクソン投手が29日(日本時間30日)、4年ぶりのメジャー昇格を果たし、本拠地ロッキーズ戦に登板。8回1死から3番手で登板し1/3回を無失点に抑えた。試合後は「間違いなく待った甲斐があった」と念願のメジャー昇格、初登板を振り返っていた。MLB公式サイトが伝えている。
ジャクソンは8回1死走者なしの場面でマウンドへ上がると、アレナドを92マイル(約148キロ)の直球で空振り三振に仕留めた。ワンポイントでの起用となったが自身の仕事を果たしお役御免となった。
メジャー復帰、そして初登板を終えた右腕は試合後に「間違いなく待った甲斐があったし、(これまでの)旅路には価値があったんだよ。この場に、そしてこのチームにいることができてうれしいんだ。また彼ら(同僚)に会えて良かったよ」と喜びを口にした。
広島を退団し今季はブルワーズとマイナー契約を結んでいたジャクソン。パドレス時代の2015年以来4年ぶりのメジャーマウンドに「果てしないと感じていたよ。考え得る限りで一番長い旅路だと、何度も感じたんだ。なぜなら、復帰できるかどうかなんて、分かりっこないからね。野球界では特にそうなんだけど、色んなことが起こりうるものだから。僕はただ出場して懸命にプレーするだけなんだ」と語っていた。
(Full-Count編集部)