エ軍が解決すべき“一塁問題” 大谷復帰へ「彼のインパクトを最大化する方法を」
最短で8日に復帰、エンゼルスには「大きな後押しとなる」
エンゼルスの大谷翔平投手の復帰が近づいている。「ライブBP」と呼ばれる実戦形式の打撃練習は、すでに「50打席」に到達。当初メドとされていた40打席を大きく超えており、最短で7日(日本時間8日)の敵地タイガース戦でメジャーの舞台に戻ってくると見られている。
そんな中で、米メディアはエンゼルスに「一塁の状況を解決する」ことを求めている。MLB公式サイトは「完璧なチームはない:全30球団への手っ取り早い解決策」とのタイトルで特集を組み、「現時点で欠けているものを補う方法、少なくともここから数か月の間にチームの助けとなる方法」を提示。エンゼルスの項目では“一塁問題”が取り上げられているのだ。
エンゼルスはオフに左の強打者、ジャスティン・ボーア内野手を獲得。“レジェンド”のアルバート・プホルスとの2人が今季主に一塁手とDHを務めてるが、大谷はDHで起用されるため、復帰後にどのように3選手を使うのか注目が集まる。
記事では「ショウヘイ・オオタニが早ければ今週DHとして復帰し、これによりエンゼルスは一塁の問題を解決しなければならなくなる。アルバート・プホルスは現在平均的な打者であり、ジャスティン・ボーアは残念な契約となっているが、まだ打撃に大きなパワーがある」と説明した上で、「彼らはプラトーン起用されるのか?」と疑問を投げかけている。
一方で、打者として最も“結果”を期待できる大谷の起用を制限するということは、チームとして理にかなっていない。MLB公式サイトは「オオタニが復帰することは大きな後押しとなる。エンゼルスは彼のインパクトを最大化する方法を見つけ出さなければならない」と指摘。大谷を最も有効に起用できる方法を探るべきだと“提案”している。
昨季、その打力でメジャーを驚かせた大谷。2年目はどんな形で起用され、そんな成績を残すのだろうか。
(Full-Count編集部)