「最悪のストライク」 ブ軍指揮官がキャリア初の退場になった判定にファン激怒
低めのスライダーをストライクコールされ見逃し三振、指揮官は激昂で退場に
■ツインズ 8-0 ブルージェイズ(日本時間7日・トロント)
ブルージェイズのチャーリー・モントーヨ監督が6日(日本時間7日)、本拠地ツインズ戦でキャリア初の退場処分を受けた。球審のストライク判定に激昂し退場となったが、際どい判定にファンも怒りの声を上げている。
ストライクかボールか……。問題の1球は6点を追う5回のブルージェイズの攻撃だった。無死一塁の場面で打席に入ったドゥルーリーはカウント0-2から真ん中低めのスライダーを自信満々に見送ったが球審はストライクコールで見逃し三振に。
これにはドゥルーリーも一瞬驚きの表情を見せ、審判に詰め寄り言葉を発しながら納得できない表情でベンチへ引き下がった。すると、モントーヨ監督もグラウンドに登場し球審に激しい剣幕で猛抗議。暴言を吐いたとみられすぐさま退場を宣告された。
地元テレビ局「スポーツネット」公式ツイッターは試合後に行われたモントーヨ監督の会見動画を公開。その中で指揮官は「(判定が)正しかろうが間違っていようが、ストライク、ボールに対して不満を言うと、いつも退場になるものだ。ドゥルーリーに対しては厳しいボールが投げられていたと感じたから、アダム(球審)に私の意見を伝えに行った」と説明している。
ブルージェイズ球団公式ツイッターは「モントーヨ監督が今夜の試合で退場を宣告される」とツイートすると、ファンも判定に猛抗議した。
「ギビー(ジョン・ギボンズ元監督)は誇りに思っていることだろうね」
「ツインズファンとしては、この審判の酷さを残念に思っているよ」
「ギビーは誇りに思っているよ」
「僕が今までに見た中でも「最悪のストライクコール』に対する言い争いだ。ドルーリーがなぜもっと怒って(監督同様に)退場にならなかったのか、よくわからないな」
「ついにか!!!!」
「あれは間違いなくボールだったよ!」
「いいぞ、チャーリー! ギビーは誇りに思っていることだろうさ!」
ストライク、ボールの判定を巡って抗議する場面は最近の試合でも多くなっており、ファンも厳しい意見を述べている。なかには「最悪のストライクコール」と吐き捨てるファンもいる程だった。