大谷翔平、打者復帰4打席目は好守に阻まれ三直 ここまで4打数無安打2三振
敵地タイガース戦で「3番・DH」でスタメン出場 219日ぶり打者復帰戦
■タイガース – エンゼルス(日本時間8日・デトロイト)
エンゼルスの大谷翔平投手が7日(日本時間8日)、「3番・指名打者」でメジャー復帰。人生初の大手術、二刀流選手による前例のない大手術から219日ぶりのメジャー復帰戦。7回の第4打席は三直だった。初回の第1打席は見逃し三振。3回の第2打席では遊ゴロの間に今季初打点をマークした。5回の第3打席は空振り三振だった。
2点差に迫られた7回1死二塁。右腕ヒメネスに対し、初球から積極的に降って出た。1ボール2ストライクからの5球目。151.7キロの直球を左翼線へ運んだが、三塁・カンデラリオの好守に阻まれて三直となった。
今季初打席は2番・トラウトが四球で歩いた初回1死一塁。左腕・ノリスに対し、2ボール2ストライクから133.7キロのスライダーに見逃し三振に倒れた。1点先取した3回2死二、三塁ではノリスのスライダーを引っ掛け遊ゴロ。その間に三塁走者・コザートが生還し、2点目をもたらした。打点は昨年9月28日の本拠地アスレチックス戦で2打点をマークして以来221日ぶりだった。5回1死一塁では2ボール2ストライクから、ノリスの133.1キロのスライダーに空振り三振に倒れた。ここまで4打数無安打1打点、2三振となっている。
大谷はシーズン終了後の昨年10月1日に右肘内側側副靭帯の再建術(トミー・ジョン手術)を受け、地道にリハビリを重ねてきた。素振り、ティー打撃、トス打撃、フリー打撃と徐々に前進し、4月下旬に実戦形式の打撃練習「ライブBP」を開始。マイナーでの実戦を経ずに6日にデトロイト入りし、この日チーム本隊に合流したばかりだった。
(Full-Count編集部)